当サイトでは独自の基準でキャットフードのおすすめランキングを作成しています。
評価のベースとなるのは下記の10個の項目。
- メインの食材にはお肉が使われている?
- アレルギー源となる穀物は使っていない?
- 人間も食べれるレベルの高品質な原材料を使用している?
- ミール(肉副産物)など粗悪な食材を使っていない?
- 安全性が不確実な成分が入っていない?
- 人工保存料は使っていない?
- 下部尿路に対する対策が何かしら取られている?
- 獣医(動物栄養士)のおすすめはある?
- 子供からシニアまで全年齢に対応しているキャットフード?
- 定期購入で割引になるなど、価格面で続けやすいキャンペーンなどが行われている?
まずはこの基準に照らし合わせて安全、安心度を10点満点で評価してます。
【◯=1点 △=0.5点 ×=0点】
そして、この10点満点の評価を元におすすめ度を算出しています。
10点~9点 : ★★★★★
8点~7点 : ★★★★★
6点~5点 : ★★★★★
4点~3点 : ★★★★★
2点~1点 : ★★★★★
※評判や口コミ、実際に与えた感想なども加味しているので、10点満点評価と異なる場合もあります。
キャットフードは沢山の種類があるので、どれを選べばいいか迷ってしまう飼い主さんが大半です。
そこで当サイトのおすすめランキングを参考にしていただければ幸いです。
安全、安心度の項目の詳細を解説
メインの食材にはお肉が使われている?
猫は肉食動物なので本来穀物などは食べません。
そのためキャットフードに使われているメイン材料は鶏肉や魚などの肉類であることがベストです。
キャットフードの原材料欄は使われている量が多いものから記載しなければいけないという決まりがあります。
そのため、1番目に書いてある材料がチキンや魚などの肉類でないと猫ちゃんのことを考えたキャットフードとは言えません。
猫は人や犬よりも多くのタンパク質を必要とします。
成人 | 成犬 | 成猫 | |
---|---|---|---|
タンパク質量 | 15% | 25% | 34% |
脂肪 | 30% | 30% | 35% |
炭水化物 | 55% | 45% | 31% |
合計カロリー | 2100 | 960 | 220 |
なので、キャットフードを選ぶ時は原材料欄の最初に記載されている食材に注目するようにしてください。
アレルギー源となる穀物は使っていない?
先程もお伝えしたように猫は肉食動物なので、本来穀物を必要としません。
そのため消化管が短く、穀物を消化するのが苦手です。
また、小麦などを食べることでアレルギーを発症することがあります。
そのため穀物不使用のグレインフリーのキャットフードを選んであげるのがベストです。

穀物を主原料に使っていキャットフードを猫が食べるのは、価格の安い小麦などに肉や魚の匂いを付けてエサと勘違いさせているからです。
このように穀物はカサ増しのために使われることがあるので注意しましょう。
人間も食べれるレベルの高品質な原材料を使用している?
主原料にお肉を使っているといっても、病気で死んだ鶏や魚などを使用していたら嫌ですよね?
そこで使われているお肉の品質にも注意が必要です。
キャットフードの中には『4Dミート』と呼ばれる
- Dead(死んだ動物の肉)
- Dying(死んだ動物の肉)
- Diseased(病気の動物の肉)
- Disabled(障害のある動物の肉)
が使われているものがあると聞きます。
その点、人間でも食べられる品質の材料を使っているキャットフードなら安心です。
そこで「ヒューマングレード」の材料を使っていることを「安心・安全度」の基準に含めています。
ミール(肉副産物)など粗悪な食材を使っていない?
ミールというのは鶏肉などを乾燥させて粉末にしたもの。
ミール自体は悪いものではありませんが、ミールを作る時に先ほど紹介した4Dミート、クチバシや脚、羽などの副産物も一緒に使われているのではないかという不安があります。
そのため、安心安全という面では使われていない方が望ましいです。
中には4Dミートや副産物を使用していないという表明しているキャットフードもあるので、そういったものであればあまり気にする必要はないかなと思います。
安全性が不確実な成分が入っていない?
着色料や香料など、安全性を疑問視する声がありながらも、『少量であれば影響はない』として使われているものがあります。
ただ、少量とはいえそういった成分は入ってない方が安心です。
ビートパルプなども安全性に疑問符が付く部分があるので、この項目でチェックしています。
人工保存料は使っていない?
キャットフードは酸化を防止するために酸化防止剤が使われています。
中には「発がん性があるのではないか?」と言われているBHAやBHTが使われているキャットフードもあります。
少量なら問題ないとも言われますが、本当のところは私たち一般人には分かりません。
なので、天然由来のローズマリーやビタミンE(ミクストコフェロール)が使われているものを選ぶのがベストです。
下部尿路に対する対策が何かしら取られている?
猫ちゃんの天敵ともいえる病気が尿路結石です。
そこで何かしらの結石対策が取られていたり下部尿路に配慮しているという記載があるキャットフードを選ぶのがおすすめです。
獣医(動物栄養士)のおすすめはある?
獣医さんの推薦があるキャットフードはそれだけ内容がしっかりしているということ。
そこで獣医さんの推薦があるかどうかは大きなポイントになります。
今回の安心、安全度では開発に獣医さんや動物栄養士が関わっているキャットフードや、知り合いの獣医さんのおすすめがあったものも含めています。
子供からシニアまで全年齢に対応しているキャットフード?
猫は好き嫌いの激しい動物なのでキャットフードの切り替えには苦労します。
年齢別に別れているキャットフードだと、その都度キャットフードを変更しないといけないので、新しいフードに慣れてくれない場合は大変です。
そのため当サイトでは全年齢に対応しているキャットフードをおすすめしています。
定期購入で割引になる?価格面で続けやすい仕組みがある?
品質の良いキャットフードは価格も高めです。
ただ、それだとお財布が苦しくなってしましますよね?
そこで定期購入などで割引があるかどうかはとても重要です。
いくら良いキャットフードでも続けられなければ意味がないので、価格面も評価に加えました。
キャットフードを選ぶときの注意点
猫は好き嫌いが激しい動物で、キャットフードの味にも好き嫌いがあります。
また、穀物入りのキャットフードを食べてアレルギーが出る猫ちゃんもいれば、逆に穀物入りのキャットフード食べても何の影響のない子もいます。
そのため、評価の高いキャットフード、品質の良い高級キャットフードが必ずしも猫ちゃんに合うとは限りません。
ランキングや評価はあくまでも参考にして頂き、飼い主さんの目で猫ちゃんに合うキャットフードを判断してあげてください。