飛行機に乗るとマイルが貯まって色々な特典が受けられるというサービス。
このサービスを利用して世界一周したり、ファーストクラスに乗ったりできることを知っていますか?
自分は頻繁に飛行機になる訳でもないし、手続きが複雑で面倒そうだし、そもそも「マイル」っていったいどんなものなのかよく分からない・・・という人も多いと思います。
実際に私もその1人で、「貯まる気がしないし、貯めれる訳がない…。」と思っていました。
でも、そんな私でも3年未満で40,000マイル以上を貯めてハワイの往復チケットをゲットすることができました。
そうです、私はマイルを貯めてダダで、ハワイに行っちゃったんです!!
※燃油サーチャージや空港使用料は別途。
そこで今回は、私がマイルを貯めてハワイに行くまでの道のりを紹介したいと思います。
この記事を最後まで読んでもらえれば、マイルの貯め方や使い方が理解してもらえるので参考にしてみてください。
そもそもマイルって何?
マイルとは、簡単に言うと航空会社のポイントカードのようなもの。
ポイント=マイルを貯めることで「無料の航空券」、もしくは「ビジネスクラスやファーストクラスへのアップグレード」という特典が受けられるという訳です。
目安となるマイルは1万マイル。
1万マイルから国内線の往復航空券に交換することができます。
どうやったらポイントが貯まる?
マイルを貯めるためには飛行機に乗らなければいけないと思っている人が多いですが、実はマイルを貯める方法はそれだけではありません。
私は飛行機に乗る事はほとんどありませんが、それでもしっかりとマイルを貯めることができました。
では、どうやったらマイルが貯まるのかを詳しくみていきましょう。
飛行機に乗って貯める
王道の貯め方は飛行機にのること。
そのため、出張や旅行に行く方はどんどんマイルが貯まリます。
どれだけのマイルが貯まるかというのは「飛行距離×積算率」で計算されるのですが、航空会社や席のクラスで積算率が変わるので、どれだけの飛行距離で何マイル貯まるというのは一概には言えません。
例えば、羽田〜ホノルルの距離は往復7634マイルなので、仮に積算率が100%だとすると7634マイルが貯まるというわけです。
これがパックツアーや格安航空券だと、積算率が低くなっていきます。
今、「わたしは飛行機には乗らないから無理だな・・・。」って思いました?
大丈夫です。
最初にお伝えしたように飛行機に乗らなくてもマイルを貯めることはできます。
「陸マイラー」という言葉もあるので、次はその方法を見ていきましょう。
提携しているクレジットカードで貯める
実はマイルはクレジットカードの支払でも貯めることができます。
還元率の良いクレジットカードだと、100円につき1マイル〜2マイル。
カードを100万円分使えば、10000〜20000マイルが貯まるということです。
もう分かりましたよね?
マイルを貯めるためには、普段の生活でクレジットカードを使うことが大切。
洋服などの高額な買い物はもちろん、日々のスーパーでの買い物も、可能な限りクレジットカードでの支払いに切り替えましょう。
もう一度言いますね。
クレジットカードを使って支払えるものは全てクレジットカードを使って支払いをしてしまいましょう。
例えば…
- 電話料金
- 電気やガスの光熱費
- 保険料などの支払い
- 国民年金
- suicaやPASMOのチャージ
- コンビニはEdyの電子マネー
- nanakoカードをクレジットカードでチャージして保険料や公共料金などを払う
などなど
「チリも積もれば山となる」なので、とにかくクレジットカードで払えるものは徹底しましょう。
それでも、クレジットカードの利用額というものには、限界がありますよね?
そこで注目したいのが、、、
カード会社のキャンペーン、ポイントサイトの活用
よく、新規入会で○○円の商品券!なんてカードキャンペーンをやっていますよね。
こんな感じでカード会社が行う新規入会キャンペーンなどがあるので、これからカードを作る場合はネットで小まめにキャンペンをチェックしましょう。
こうしたキャンペーンの中には最大30000マイルなんてこともあるので、利用しない手はありません。
そして、費用をかけずにマイルを貯める、裏ワザ中の裏ワザが「ハピタス」というポイントサイト。
サイト内に沢山の広告があり、その広告経由で会員にポイントを還元してもらえるという仕組みです。
ハピタスのポイントは1ポイント=1円の価値があり、.moneyとメトロポイントを通すと1ポイントを0.9ANAマイル(交換率90%)に交換することができます。
いろいろと登録をしたり資料請求をしたりアンケートに答えたり…と手間は少々かかりますが、費用はかかりません。
これをうまく活用してマイルを貯めるのも方法の1つです。
マイルが貯まるカードは?どの航空会社でもOK?
マイルを効率よく貯めるには、どの航空会社のどんな種類のカードを作るかということが重要です。
たくさんありすぎてとても悩むところですよね。
飛行機を利用する可能性がある方は、まず、メインで利用する航空会社を決めます。
国内ならANA、JAL、海外だとユナイテッド航空、デルタ航空あたりでしょうか。
そして、その航空会社の提携カードを選びます。
年会費や、還元率、その他の特典などを見比べて、自分の使い方に合うカードを見極めましょう!
まず、一番馴染みのあるはANAカード、JALカードですね。
これらは国内線のマイル積算率をアップさせることができ、提携のお店なども多いので日本で生活する人たちに使い勝手が良くなっています。
ちなみに利用するサービスによりけりですが、飛行機にはあまり乗らない…といういわゆる「陸マイラー」の方には、ANAカードがおすすめと言われています。
しかし…国内のマイルは、3年後の月末には期限が切れて消滅してしまうので注意しなくてはいけません。
ぼやぼやしてたら消えてしまうのです。
一方、ユナイテッド航空、デルタ航空などの欧米系はなんと、有効期限は永久です!
提携クレジットカードを毎月なんらかで利用すれば、有効期限が18ヶ月延長されるので、実質、無期限。
ユナイテッドはANAと提携しているので、国内線に乗っても結構貯まります。
参考までに、世界3大アライアンスを紹介します。
同じアライアンス内でマイルを相互積算できるので、アライアンスは統一しましょう!
スターアライアンス(一部抜粋)
全日空、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、エア・カナダ、スカンジナビア航空、タイ国際航空、ニュージーランド航空、 シンガポール航空、オーストリア航空、アシアナ航空、スイスインターナショナルエアラインズ、中国国際航空、 トルコ航空、エジプト航空、コンチネンタル航空、ブリュッセル航空、TAM航空、エーゲ航空、エチオピア航空
ワンワールド
日本航空、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、カンタス航空、フィンランド航空、 イベリア航空、ラン航空、マレーヴ・ハンガリー航空、ロイヤル・ヨルダン航空、メキシカーナ航空、S7航空
スカイチーム
デルタ航空、KLMオランダ航空、アエロフロート・ロシア航空、アエロメヒコ航空、アリタリア-イタリア航空、エア・ヨーロッパ、エールフランス、 ケニア航空、大韓航空、タロム航空、チェコ航空、チャイナエアライン、中国東方航空、中国南方航空、ベトナム航空
ハワイ旅行に使った金額
私はマイルを使ってハワイまでの往復航空券を無料で手に入れることができたので、その他に必要なのは空港使用料と燃料サーチャージ、宿泊費や現地での食費、オプショナルツアー費などでした。
わたしは今回、airbnbを利用して素敵なコテージに泊まって、1週間くらいハワイにいたんですが、かかったお金は15万円くらい。
航空券付きのパック旅行だと、旅行会社と提携してあるホテルが決まってたりもしますが、自分で素敵でお得なお宿を探すのも楽しいですよ♪
マイルの交換方法と移行すにかかる手数料
さて、マイルで航空券を獲得するためには、クレジットカードなどで貯めたポイントをマイルに移行する必要があります。
ネットで簡単に手続きをすることができますが、カードの種類によっては移行するごとに手数料がかかってしまいます。
移行手数料が無料のカードもありますので、これもカードを選ぶときの基準になります。
ここはカードを選ぶ時にしっかりと規定を確認してくださいね。
また、移行には手続きをしてから数日かかりますので、余裕を持って移行の手続きをしてください。
また、特典航空券は航空会社のサイトで、だいたい1年前くらいから予約をすることができます。(各会社によって違います)
席数に限りがあるので、余裕を持って予定を立てましょう。
私は悠長なことに4ヶ月前くらいにとろうとしたら、すでにかなり埋まっていて、候補日はたくさんあるのにサイトの検索ではなかなか自分の希望する日程の席を見つけることができませんでした。
(ここでめげそうになりました…が、)手っ取り早く航空会社のデスクに電話をして、大体の希望日程を伝えたところ、いくつか空いている日を教えてくれました。
そのまま電話での予約も可能ですが別途手数料がいるようだったので、教えてくれた便をネットで予約し、無事にだいたい希望通りの日程で航空券をおさえることができました。

それから、「行動は早め早め」というのを教訓にしています。
まとめ
マイルでハワイ旅行なんて、昔は夢のまた夢だと思っていましたが、そんなことはありませんでした!
「40000マイル貯めてハワイに行く!」という目標を立てて、いろいろとリサーチしながらコツコツとマイルを貯めていくのはとても楽しかったです。
みなさんも、航空券代が浮いた分、リッチな旅行を楽しみましょう^^
わたしも、また3年後に再びハワイを目指します!