「東京での一人暮らし+月収18万円という生活で猫は飼えるの?」
「猫を飼って癒されたい…けど、もし生活を圧迫するほどコストがかかったら…。」
と踏み込めないでいませんか?
ペットを飼うという事は責任が伴うことなので、きちんと面倒が見られるかなど総合的に判断して決めなければいけません。
ただ、費用面に関して言えば、最初にある程度揃えてしまえば、月々にかかるコストは思ったよりはかからないものです。
では、猫を飼うのには毎月どのくらいの費用が必要なのでしょうか?
今回は、一ヶ月でペットにかかる費用について考えてみましょう。
まず、実際に猫を飼うのに毎月かかる費用はどのくらいのものか、ウチの懐事情を例に上げてみます。

チンチラシルバー(♀) 6歳。
少食であまり手がかからないタイプの猫です。ただ、ちょっと粗相癖があります。
毎月かかる費用について
猫を飼うのに毎月かかる費用を計算してみるとこんな感じ。
- エサ(カリカリのみ)/3500円(1.5kg)
- トイレの砂/500円(ひと袋)
- おやつ代/800円(2日に1回程度)
- うんちが臭わない袋/200円(ひと箱1600円程度のものが8ヶ月持つので)
- 爪とぎ(ダンボール製)/100円
- おもちゃ代 /0円(ヒモとかでOK)
合計は約5000円くらい。
「え、これだけ?」って思いましたか?(笑)
そうなんです。うちの場合は1ヶ月でかかる費用はこんなものです。
飲み会を1回我慢すればいいくらいの金額ですね。
キャットフードの値段はピンからキリまであるので、どの料金帯のものを選ぶかによって月々の費用が変わってきます。
ただ、できれば子猫のうちから添加物を使用していない良質なキャットフードを与えるのがおすすめです。
一度、添加物を使ったキャットフードの味を覚えてしまうと、あとで切り替えるのが大変なので、少しランクの高いキャットフードを与えるのがベスト。
そう考えて月に5000円くらいを目安にしておくと良いと思います。

おもちゃ類は買ったものには興味を示さず、その辺にある包装紙で遊んでるなんてこともよくある話です。
なので、基本的にお金がかかるのは「エサ代+おやつ代+トイレ砂」くらいだと思っておけばOKです。

うちはお小遣い制だから、すめしのお小遣いは月に5000円だよ。

え〜。お隣のミーちゃんは毎日おやつもらってるらしいよ。

ウチはウチ、よそはよそ。お小遣いの範囲内でやりくりしてね。

けち。お小遣い上げてよ。

そんなことよりあんた、こないだまた粗相したでしょう。クリーニング代また借金だからね。

あーあ。借金まみれの猫なんて聞いたことないよ。
月々の費用は、贅沢をしなければ5000円くらいとそこまで負担になる金額ではありませんが、気をつけておきたいのが、想定外の出来事が起こった時。
突然の出費にも対応できるよう、備えておきましょう。
イレギュラーな出来事による費用について
病気や怪我による動物病院への通院・薬代
うちは基本的にはあまり病院に行くことはないですが、血尿や下痢が止まらない、おしっこが出ない、血尿、グッタリしてるなど猫の様子おかしかったら、病院へ連れて行きましょう。
検査などしたら薬など含めて1万円ほどかかることもあるので、もしもの時のための蓄えは絶対に必要です。
病院に定期的に通わなくてはいけない病気や、手術をする必要があることも想定できます。
心配だったら、ペット保険に入っておくのもひとつの選択肢ですね。
美容院、トリミング代
基本的には猫はトリミング(シャンプーとカット)は不要です。
特に短毛種は全く必要ないと言っても良いです。
長毛種も本来は不要なのですが、ウチはブラッシングが行き届いておらず、冬の終わり頃にはひどい毛玉ができてしまうため年に1回丸刈りするハメになっています。
猫のトリミング代はなかなかのお値段。
いっちょまえに人間と同じかそれ以上、1万円弱かかります。
1ヶ月のお小遣いが5000円のすめしは1発で借金決定です。
が、トリミングが必要になるのは飼い主の私の怠慢のせいでもあるので、美容院代はいつも奢ってあげてます。
粗相の処理
ある時期、おしっこの粗相が続き、その後始末の出費がかさみました。
重曹(消臭用)、コインランドリー代 (お布団の洗濯)、カーペットのクリーニング代等々・・・。
この時はすめしの借金も雪だるま式に増えていきました(笑)。
こんな感じで、粗相によるイレギュラーな出費が必要となることがあるので、もしもの時に備えて猫資金として常に5万円くらいは蓄えておくようにしましょう。
いかがですか?
健康で粗相をしないお利口さんで、手入れをきちんとしてあげれば、月々5000円くらいの出費で猫を飼う事は可能です。
なので、手取り 18万円+東京で一人暮らしという状況でも無理ではありません。
あとは自分がしっかりと猫と向き合える時間を確保し、最後まで面倒が見切れるかをしっかり考え楽しい猫ライフを送るようにしましょう。
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