もしかしたら飼い猫にノミがいるかも・・・。
一度気になりだすと、心配で夜も眠れなくなりますよね?
猫ちゃんが、かゆそうに体をかいていたら要注意!そんな時はノミの存在を疑ってください。
うちの猫も脱走して帰ってきてから、やたらとかゆそうにしているので体を調べてみたらノミがいました!
すぐにホームセンターでノミ駆除グッズを買い漁って色々試してみたのですが悪戦苦闘。
その時に思ったことや、効果的にノミを駆除する方法を解説するので、飼い猫のノミ対策の参考にしてみて下さい。
ノミを一番効果的に駆除する方法
猫にノミがついているのを見つけてから、ホームセンターのノミ除去グッズなどを色々試しました。
その結果分かったのは、動物病院で薬を処方してもらうのが一番ということ。
ハッキリ言って、すぐに病院に行って薬をもらうことが一番効果的で、一番経済的です。
市販のノミ取り薬を買っても3,000円くらいはかかってしまいますが、その割に徹底した駆除をすることはできません。
一方、病院で薬を貰えば1回の投薬が1,200円程度。
3~4回繰り返しても、4,000円弱で強い効果が期待できます。
猫を連れて行かなくても薬だけ処方してくれる動物病院もあるので、労力としても市販の薬を買うのとそんなに変わりません。
処方してもらえる薬とは
病院で処方してもらえる薬にはいくつか種類があるようですが、「フロントライン」という薬が有名です。
液体の薬を猫の首の後ろに垂らしてあげると、24時間後にはノミが死滅しているという特効薬です。
ノミは徹底的に駆除しないと意味がありません。
この「フロントライン」という薬は、市販のノミ駆除グッズよりも明らかに高い効果を発揮してくれます。
値段と効果
ノミはものすごい繁殖力を持っています。
成虫、幼虫、サナギ、卵の4形態あり、この全ての形態に薬が効くことが重要です。
病院でもらえる薬は1本1200円程度で1ヶ月ほど効き目があります。
ノミが生きるサイクルを考えると、3回くらい投薬することが理想。
こうしてノミを死滅させ、室内の掃除を徹底すれば、その後はノミを見かけることはなくなります。
効き目がないと感じた対策
冒頭で「猫にノミが付いたら病院に連れて行くのが1番」とお伝えしましたが、それは市販のノミ対策グッズを試してみて分かったこと。
中にはほとんど効果の見られないものもありました。
これから紹介するノミ対策は、私が試してみて効果がないと思ったものなので、時間とお金を無駄にしないための参考にして下さい。
市販のノミ取りシャンプー
市販のノミシャンプーはハッキリ言って効きません。
全く死なない訳ではないですが、全滅させることはほぼ不可能です。
すぐに新しい命が誕生するので根本的な解決には程遠いと言えます。
さらに、猫は水が嫌いなのでシャンプーするのにも一苦労。
手間がかかる割には効果が実感しにくいという意味でもおすすめできません。
ノミ取り首輪
これもシャンプーと同じく気休め程度です。
首に近いあたりのノミの成虫が弱ったり死んだりするのですが、全滅させることはできません。
市販の薬
効き目がイマイチで中途半端です。
安価に感じるかもしれませんが、結果的には無駄金になる可能性が高いです。
何度も言いますが、ノミの駆除は中途半端じゃダメなんです。
やるなら病院の薬で徹底的に駆除するのが一番効果的です。
ノミはどこからやって来る?
完全室内飼いのはずなのにノミなんて…とちょっとショックですよね。
では、ノミはどこからやってきて飼い猫に寄生するのでしょうか?
まずは、その侵入経路をみておきましょう。
【草むら、縁の下などの外】:脱走してしまった時や人間の服や靴、他の動物との接触で室内に連れ込んでしまう可能性があります。
【室内の暖かくてジメジメしたところ】:13度以上で生きられるので、室内では年中繁殖できる可能性はあります。
特に髪の毛やホコリはノミの大好物。
猫ちゃんのためにも掃除機や雑巾掛けを怠らず、部屋の中を清潔にしておくことを心がけましょう!
ノミは春から夏にかけて繁殖期ですが、暖かい室内では一年中生きることができます。
成虫は1~3㎜程度。すばしっこいのでなかなか目視することができませんが、毛をかき分けてみて小さな黒い粒があったら、それはノミの糞です。
ノミのジャンプ力は体の150倍とも言われています。狙われたらたまったもんじゃありません。

脱走してノミまで連れてくるなんてほんと困ったもんよ

まぁまぁ。こまめな掃除よろしくね
まとめ
という訳で、今回は室内飼いの猫にノミが付いた時の対策についてお話しました。
結論は、市販のノミ対策グッズを買うより病院に連れて行った方が早いという一言です。
もしあなたがノミ問題で悩んでいるのであれば、すぐに猫ちゃんを病院に連れて行ってあげましょう。