猫を飼いたいなぁ…と思い立っても、たくさんの種類の中でどんな猫が飼いやすいのか検討がつかない・・・。
猫を飼うときって、どんな基準で選んだら良いかわからないですよね?
もちろん見た目のかわいさだけで選ぶのもありですが、そんな時は、自分がどんな性格の猫と一緒にいたいかを考えてみましょう!
そして、「おとなしい」「おっとりしている」「人懐っこい」という性格の猫が浮かんでくるようであれば、断然、長毛種の猫をオススメします。
長毛種の猫は性格がく穏やかでおとなしいことが特徴。
ブラッシングさえきちんと習慣づけてしまえば、初心者でも、マンションや一人暮らしの人でも飼いやすい猫が多いんです。
というわけで今回は、「おとなしくて飼いやすい」と言われる長毛種の猫についてご紹介します。
長毛種って本当におとなしいの?
実際に短毛種の猫と比較してみた感想
我が家は長毛種の代表格であるペルシャ猫のメスを飼っています。

すめしです。6歳です。
毛並みから、チンチラシルバーとも呼ばれます。
最初に言いますけど、うちのすめしは本んっっっ当に、おとなしいんです。
私は猫と一緒に暮らすのは初めてだったので、実はこれが普通なのかと思ってました。
ところがどっこい!
友達の家に遊びに行き、そこの短毛種の猫たちと数時間過ごしてみて。
同じ「猫」でもこんなに違うものか、と驚かされました。
飛ぶ、走る、叫ぶ、引っ張る、噛む、引っ掻く!!!!
やんちゃっぷりがすごい、雑種のメスの猫ちゃん。
飼い主の手はボロボロ。
見たことのない予測もつかない動きをしてくるので、猫初心者の私はすごく戸惑いました。
すめしが子猫の遊び盛りの時でもあんなに機敏には動いてなかったです。
別の友人宅では、白黒の猫(品種は不明、メス)にシャーっと威嚇されました。
とてもなでなでするような雰囲気ではありません。
何と気性が荒い…。と、とにかくショック。(飼い主には甘えるそうですが)
また別の友人宅の2匹(オス同士)の黒猫の短毛種ちゃんは、ドスドスドスと追っかけごっこ三昧。
多頭飼いだから…特別なんでしょうか…?ものすごい騒々しさです。
それに比べてうちのペルシャ猫。
来客にもほぼ動じず、いつも通り。
人間の輪にちょっと参加しつつ、丁度良い距離感で座ったり寝転んだり。
誰かに爪を立てたり引っ掻いたり、威嚇することはこれまで1度もありません。
そしてどの時間帯でも走り回ることなどほとんどない運動量の少なさ。
高いところにもあまり登りません。
実家にはすめしの両親や兄弟姉妹のペルシャ猫が5匹いますが、彼らが本気で追っかけごっこをしている姿を見たことはありません。
だいたい一日中のんびりぼんやりしてます。
少ない統計ですが、ペルシャ猫って、すんごいおとなしいんだな…と実感してます。
一緒にたくさん遊びたい人には物足りないかもしれませんが、正直なところ、私にとっては大人しくて穏やかな猫でよかった…と、ホッとしています。
では他にはどんな種類の猫がおとなしくて飼いやすいとされているのか?
次はペルシャ猫を筆頭に、飼いやすい長毛種の猫をご紹介します。
飼いやすい長毛種の猫
ペルシャ猫
もふもふのゴージャスな毛並みとつぶれたお顔が愛らしいペルシャ猫。
イラン出身で、猫の王様とも言われています。
特徴
- おっとりしていてマイペース
- 鳴き声が小さい
- 運動量が少ない(運動神経が悪い)
- 高いところをそこまで好まない
- 遊び方がおとなしく、走り回らない
ラグドール
英語で「ぬいぐるみ」という意味。その名の通り抱っこが大好き。
青い目と白ベースの長毛&ポイントカラーが特徴。
特徴
- 抱っこが好き
- おおらかで人懐っこい
- 情が深い
- 飼い主に従順
- ほとんど爪を立てたりしない
バーマン
古代ビルマ(ミャンマー)から寺院で飼われ「ビルマの聖なる猫」と呼ばれる。
神秘的な風貌。サファイヤブルーの目、足先の白いソックスが特徴。
特徴
- もの静かで穏やか
- 飼い主に従順
- シングルコートで毛の手入れが比較的楽
- 遊びは好きだが適度で○
- 寝るのが好き
やんちゃな猫も良いですが、おっとりした猫は最高に可愛いです。
おとなしい猫とマイペースに暮らしたいのであれば、長毛種、おすすめですよ〜♬