ふわふわとした豪華な毛並みが特徴のペルシャ猫は「猫の王様」と呼ばれる品種。
長毛種の中でも圧倒的にふわふわ感があります。
そして、ペルシャ猫と同じ見た目のチンチラという長毛種の猫もいます。
ペルシャ猫とチンチラは見た目も毛質もそっくり。
そのため、どっちがどっちか見分けがつかないという人も多いです。
では、ペルシャ猫とチンチラは何が違うのか?
今回はペルシャ猫とチンチラの違い、またゴールデンやシルバーなどの種類の違いをみていきましょう。
ペルシャ猫とチンチラの違いは?
見た目がそっくりなペルシャとチンチラですが、厳密に言うと実は同じ品種です。
ペルシャ猫は交配によって毛色が変わり、その毛色の違いで種類が7つに分かれています。
チンチラはその中の一つで、他にもヒマラヤンなどがいます。
またチンチラというのはゴールデンやシルバーの毛色を持ったペルシャ猫を指します。
顔立ちの違い
ペルシャ猫とチンチラは品種としては同じものに分類されますが、顔つきは少し違います。
まずペルシャ猫の顔つきですが、ペルシャ猫はピークフェイスと呼ばれる鼻が潰れたような平面な顔をしています。
一方、チンチラはドールフェイスという呼ばれ方をしていて、ペルシャ猫と比べて鼻が潰れておらず、スッキリとした顔立ちをしています。
また、ペルシャ猫もチンチラも左右の目の間が少し離れていますが、ペルシャ猫よりもチンチラの目の方が大きくインパクトがあります。
チンチラには目の周りにアイラインとも呼べるような被毛の縁取りがあります。
体つきの違い
どちらも長くふさふさの被毛で隠れていますが、体つきは若干の違いがあります。
ペルシャ猫の方がチンチラよりもずんぐりとした体形をしていて、チンチラの方はペルシャ猫よりも若干筋肉質です。
性格の違いは?
元々は同じペルシャ猫ですので基本的に性格は似ているといわれています。
ペルシャ猫の性格は
- おっとりしている
- 温厚でおとなしい
- 愛情深く人間になつく
- 運動が苦手であまり動かない
といった感じで、とってもおとなしく飼いやすいのが特徴です。
チンチラも性格はほとんど一緒で毛色によっての違いもないので、ブラッシングさえしっかり気をつけてあげればおとなしくてマンションなどでも飼いやすい品種です。
ウチのすめし(チンチラ)も、とにかくおとなしくて温厚。
鳴き声も小さく運動も苦手なので、室内飼いには最適です。
まとめ
多少の違いはあれど、ペルシャ猫もチンチラも愛情深くて大人しいとっても飼いやすい猫ちゃんです。
鳴き声も小さくおっとりとした子なので、マンションや住宅街でも落ち着いて過ごせる品種です。
是非参考にしてみてください。