「モグニャンは尿路結石の猫に与えても大丈夫?」
「モグニャンにはストルバイト結石を予防する効果があるの?」
モグニャンは「phコントロール」など、尿路結石に対応しているという表記がないので、猫ちゃんに与えてもいいか迷ってしまいますよね?
結論から言うと、モグニャンは原材料にクランベリーを使用して尿を酸性に傾けるなど、尿路結石に対する一定の配慮がされているキャットフードです。
ただ、療養食ではないので、すでに尿路結石の症状がある猫ちゃんには与えてはダメです。
この場合は獣医さんに相談して、指定された療養食を与えるようにしてください。
今回はモグニャンの尿路結石の対策について解説するので参考にしてください。
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猫の尿路結石の種類
猫の尿路結石には
- ストルバイト結石
- シュウ酸カルシュウム結石
の2種類があります。
尿路結石の種類 | 尿のPH | 食事療法 | 対応 |
---|---|---|---|
ストルバイト結石 | 高い(アルカリ性) | 可能 | 療法食に切り替える |
シュウ酸カルシウム結石 | 低い(酸性) | 不可 | 手術 |
ストルバイト結石は尿がアルカリ性に傾くことで起こり、シュウ酸カルシュウム結石は尿が酸性に傾くことで起こります。
この2つの結石の中でも猫に起こりやすいのがストルバイト結石。
ストルバイト結石はキャットフードなどの食事に原因があり、カルシウムやマグネシウム、リンといったミネラルを取りすぎることで発症するといわれています。
では、モグニャンはストルバイト結石に対して、どういった予防対策がされているのでしょうか?
モグニャンの尿路結石対策
先程、「ストルバイト結石はマグネシウム、カルシウム、リンといったミネラルの過剰摂取で引き起こされる」と解説しました。
ただ、これらはゼロなら良いというものではなく、摂り過ぎはダメだけど、摂らなすぎもダメなんです。
マグネシウムは血液や体温の調整、血液の粘度の調整、筋肉を動かす、脂質・タンパク質の分解などの働きをする重要なミネラル。
最近はマグネシウム量が少ないことを尿路結石予防として売りにしているフードも多いですが、マグネシウムの極端な不足が尿路結石を引き起こすこともあります。
つまり、大切なのはバランスです。
尿路結石の療法食ではマグネシウムの量を抑えて結石を溶かすため、悪者のように誤解されがちですが、そうではありません。
獣医さんは尿路結石が治ったあとは必ずその通常(マグネシウムが最低0.08%)のエサに変えるように指導します。
『マグネシウム量を抑えた療法食を食べ続ける=完治後の予防』ではないのです。
では、モグニャンに含まれるミネラルの量はどれくらいなのでしょうか?
モグニャンのパッケージや公式HPにはマグネシウムの含有量が記載されてなかったので、お客様センターへ問い合わせてみました。
そこで教えてもらった数値は下記の通りです。
モグニャンに含まれるミネラルの数値 | |
---|---|
マグネシウム | 0.12% |
カルシウム | 0.62% |
リン | 0.53% |
キャットフードのミネラル量に関しては明確な基準が設けられていないのですが、モグニャンのミネラル量は他のキャットフードと比較しても大きく変わりません。
モグニャン | アカナ | カナガン | ニュートロ | ロイヤルカナン | ピュリナワン | |
---|---|---|---|---|---|---|
マグネシウム | 0.12% | 0.1%以上 | 0.09% | 0.15%以下 | 0.08% | 0.09% |
カルシウム | 0.62% | 1.2%以上 | 1.58% | 0.9%以上 | 1.1% | 1.3% |
リン | 0.53% | 1.0%以下 | 1.4% | 0.8%以上 | 0.84% | 1.1% |
※ロイカナ(インドア)、ピュリナ(美味成猫)、ニュートロ(室内チキン)アカナ(ワイプレ)のミネラル値で比較。
尿を酸性にしてくれるクランベリーの効果
ストルバイト結石の原因のひとつが尿がアルカリ性に傾くこと。
その対策としてモグニャンには尿を酸性にしてくれるクランベリーが使われています。
クランベリーに期待できる働きは尿の酸性化。
アルカリ性化することを防ぎ、「ストルバイト結石」を予防する効果が期待できるというわけです。

わたしもよく膀胱炎になるから、クランベリーが良いこと知ってた!
お医者さんにも薦められたし!

たまにクランベリージュース飲んでるね。
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尿路結石の予防には水をたくさん飲ませることが大切
尿路結石を予防するために大切なのは水をたくさん飲ませること。
おしっこの量が増えることで結石ができるのを防ぐことができます。
なので、水飲み場を増やすなどして、猫ちゃんが水を飲みたい時に飲める環境を用意してあげましょう。
「でも、うちの猫はなかなか水を飲まないし・・・。」
という方は、人肌くらいの温度に冷ました『お湯』や『鶏ささみの煮汁』でモグニャンをふやかしてあげてください。
お湯と混ぜてウェットフードにするだけで、自然に水分の摂取量を増やしてあげることができます。
これは専門家の方から聞いたおすすめの方法なので、ぜひ試してみてください。
フードが合っているかは尿のPHをチェックするのが一番
モグニャンはストルバイト結石にならないように配慮して作られていますが、それでも猫とキャットフードの相性があります。
なので、「モグニャンは尿路結石の対策がされているから絶対に尿路結石にならない」という訳ではありません。
では、モグニャンが猫に合っているかどうかはどうやって判断すればいいのでしょうか?
それはに、おしっこのPH値をチェックするのが一番安心です。
一般的に、尿のPHは6.0~6.5の弱酸性が適正だとされています。
なので、尿路結石が気になる場合はPH試験紙などで、おしっこのPH値を測定してあげましょう。
これをしてあげることで、より猫ちゃんに合ったキャットフードが分かるようになります。
繰り返しになりますが、モグニャンは尿路結石に配慮した原材料で作られていますが、全ての猫ちゃんに合うという訳ではありません。
フードを切り替えた後はしっかりと状態を観察してあげましょう。
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まとめ
今回は「モグニャンは尿路結石(ストルバイト結石)の予防に適したキャットフードなのか?」という事について解説しました。
内容をまとめると、モグニャンは尿路結石に配慮して作られたキャットフードで、尿がアルカリ性に傾かないようにクランベリーを使用して尿の酸性化を促しています。
ただ、モグニャンは尿路結石に配慮して作られてはいますが、「治療」することはできないということ。
もし、猫ちゃんが尿路結石になってしまったら、獣医さんの指示を仰いで「療法食」を与えてあげてください。
すでに尿路結石になってしまっている猫ちゃんは療法食を食べるべきなのでおすすめできませんが、尿路結石に配慮して作られたキャットフードを与えたいという場合にはモグニャンはおおすすめです。
今なら初回半額でお試しできるキャンペーンを行っているので、試してみたい方はこのキャンペーンを利用するのがおすすめです。