「カナガンは毛玉ケアに対応してるキャットフードなの?」
「うちの猫は長毛種だけど、カナガンを与えても大丈夫?」
カナガンのパッケージには『毛玉ケア』の表記がないので、毛玉をよく吐く猫ちゃんに与えても良いのか気になりますよね?
うちの猫は長毛種のペルシャ猫。
カナガンを試してみよう!と思った時、商品情報に「毛玉ケア」などの記載がないのでちょっと不安になりリサーチしてみました。

短毛種の猫ちゃんと比べてグルーミングによって飲み込んでる量が多いはずなんだけど、「ヘアボールコントロール」って書いてないカナガンを与えても大丈夫なのかな・・?
結論を先にお伝えすると、カナガンは原材料を工夫して、しっかりと毛玉対策も行われているフードです。
だからパッケージに記載がないからといって心配しなくても大丈夫です。
今回はカナガンの毛玉ケアについての感想を書いていくので参考にしてください。
毛玉ケア対策が行われているフードの特徴って何なの?
グルーミングなどで飲み込んだ毛はウンチと一緒に出すか、口から吐き出すしかありません。
でも、「オェェェェエ」と吐く姿はすごく苦しそうなので、出来ればウンチと一緒に出させてあげたいですよね。
そこで登場するのが「毛玉ケア」「ヘアボール ケア」のキャットフードです。
「毛玉ケア」のキャットフードと聞くと、「毛玉を溶かす特別な成分が入っているのかな・・・?」と思うかもしれません。
でも、実はそんな特殊なことではなく、食物繊維をたっぷり配合し、腸内の毛玉をしっかりと絡め取ってウンチと一緒に排出することで毛玉対策を行っています。
では、カナガンの食物繊維は??
では、カナガンにはどんな原材料が使われているのでしょうか?
カナガンには食物繊維が多く含まれているサツマイモやジャガイモ、クランベリーや海藻類が使われています。
なので、これでしっかりと毛玉ケアができます。
うちの猫は長毛主ですが、そんなに毛玉を吐くことがないので、カナガンがしっかり毛をからめとって輩出してくれているのだと思います。
また、イモ類は便秘の予防にもなり、腸内環境を整えてくれる効果があるのが良いのかもしれませんね。
食物繊維ならなんでも良いの??
堂々と「毛玉ケア用」と謳っている市販のフードの中には、トウモロコシや小麦がたくさん入っているものが多いです。
毛玉ケアのためには食物繊維が必要ですが、だからといって、食物繊維なら何でも良いと言う訳ではありません。
トウモロコシや小麦などは食物繊維が豊富ですが、肉食動物である猫は「穀物」を必要としていません。
なので、穀物がアレルギーや消化不良の原因になることもあります。
そのため、穀物以外で食物繊維を摂るのがベスト。
消化不良を起こしてしまったら、元も子もありませんからね。
その点、カナガンは、鶏肉をメイン食材としたグレインフリー(穀物不使用)のフードなので安心。
良質な動物性タンパク質は消化に良く、2種類のオリゴ糖も腸内環境を整えてくれます。
原材料を見ても食材にこだわって作られていることが分かりますよね?
カナガンの原材料 |
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乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、鶏脂4.2%、乾燥全卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2%、ミネラル、ビタミン(ビタミンA 25,000IU/kg、ビタミンD 1,730IU/kg、ビタミンE 320IU/kg)、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ |
まとめ
カナガンには「毛玉ケア」の記載はありませんが、バランスよく食物繊維が含まれており、毛玉の排出をスムーズに促して腸内環境を整えてくれるように考えられています。
なので、毛玉が気になる猫ちゃんにもオススメです!
キャットフードには「毛玉ケア」と記載があればいいというものではないので、食物繊維を何の原料で摂っているのかもチェックしましょう。
いくら食物繊維の含有量が多くても、穀物たっぷりのフードだとあんまりおすすめできません。
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