「シニアの猫にはどんなキャットフードを与えればいいの?」
「おすすめのシニア用のキャットフーが知りたい。」
「成猫用のキャットフードとの違いは何?」
シニアになった猫ちゃんに与えるキャットフード選びって迷いますよね。
高齢の猫にも若い頃とは違ったフードが推奨されます。
とは言っても、健康な猫であれば過剰にタンパク質の摂取を制限する必要はありません。
そのため、ポイントとなるのは少ない量でも栄養を補うことが出来る質の高いタンパク質を含んでいることです。
(これ以外に重要なポイントや高齢猫に必要なフードの特徴などは後ほど詳しく解説します。)
この点を踏まえてシニア(高齢)猫におすすめのキャットフードランキングをみていきましょう。
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シニア用キャットフードの特徴!成猫用との違いは?
高タンパクが良いの?低タンパクが良いの?
シニア用のキャットフードは成猫用と比べて、カロリーが控えめで、ミネラルなどの栄養バランス調整されているものが多いです。
ただ、最初にもお伝えしたように、高齢の猫ちゃんでも健康であれば過剰にタンパク質の摂取を制限する必要はありません。
むしろ食べる量が少なくなる分、少ない食事で良質なタンパク質が摂れるようにしてあげないといけません。
気をつけなければいけないのは腎臓が弱っている猫ちゃんの場合。
腎臓が弱っていると高タンパクの食事で負担がかかるので、その場合は獣医さんと相談してフードを決めるようにしましょう。
腎臓病は尿検査で発見することが可能なので、7~8歳になったらこまめに尿検査を受けるのがおすすめです。
また腎臓病は水分の摂取量とも大きく関わりがあります。
そのため、ささみや鶏胸肉の煮汁を少し冷まして、その煮汁でキャットフードをふやかしてあげるとベスト。
これでしっかりと水分が取れるので、好きなキャットフードを与えながら腎臓病を予防することができます。
その他の栄養素はどんな物が必要?
その他に取りたい栄養素はオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸。
この2つの栄養素は被毛の健康にも役立ってくれます。
あとはストレスや老化などが原因で発生した、細胞や遺伝子を傷つける活性酵素の働きを抑える抗酸化成分も多く摂取したいですね。
具体的には、ポリフェノールやβ-カロテン、ビタミンEやタウリンなどになります。
また加齢とともにビタミンの吸収力が低くなっていくので、ビタミンEやビタミンB群の捕球が必要となります。
ビタミンEには抗酸化作用があり、ビタミンB群にはタンパク質や脂肪の代謝を促進する役割があります。
必須アミノ酸では特に不足しがちなタウリンを補給したいところです。
シニア猫におすすめのキャットフードランキング
良質の素材にこだわったプレミアムフード編
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モグニャン
モグニャンは白身魚をメインにしたキャットフード。
穀物を使用していないグレインフリーで、素材は人間が食べられる品質のものを使用しています。
タンパク質は30%以上、脂質16%、カロリーは365kcal/100gです。
オメガ3やオメガ6がバランス良く含まれ、人工添加物も使われていないので、高齢の猫ちゃんにも安心して与えられます。
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ブルーバッファローのシニア猫用(7歳以上)室内飼いチキン&玄米レシピ
チキンと玄米を中心としたフードです。グレインフリーではありませんが、玄米は適量であれば猫にも良い作用をもたらしてくれる優秀な素材になります。
タンパク質32%以上、脂質15%以上、カロリーは369kcal/100gとなっています。
2種類の粒がブレンドされたフードで、そのうち色の濃いフードは特殊な低温製法を用い、ビタミンや抗酸化栄養素などの熱に弱い栄養を損ねないよう工夫されたものです。
タウリンやオメガ3脂肪酸などもしっかり配合されています。
豊富な栄養が損なわれないように配慮された製法であることや、粒が小さくてシニアの猫でも食べやすいことなどを踏まえ2番目におすすめします。
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ニュートロのナチュラルチョイス エイジングケア
ナチュラルチョイスは余計な物は入れず、自然由来の素材を中心に出来上がったフードです。高品質なタンパク質が豊富で、消化吸収力が衰えているシニア猫の健康をサポートします。
タンパク質36%以上、脂質17%以上、カロリーは380kcal/100gとなっています。
酸化防止剤も自然由来の優しいものです。
タウリンやオメガ3脂肪酸、ビタミンBやEといった重要な栄養素も配合されています。
毛玉の形成を抑制するための食物繊維も豊富になっています。
ふやかしやすいフードになっているのもいいですね。
高タンパク高脂肪で、多くの栄養を補える点などを踏まえ3番目におすすめします。
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ウェルネスの高齢猫用(7歳以上) 骨抜きチキン
チキンが中心で、肉副産物や着色料などを使わない拘りのあるフードです。
タンパク質38%以上、脂質13%以上、カロリーは373kcal/100gとなっています。
下部尿路にも良いとされ抗酸化栄養素としての役割も持つクランベリーを配合しています。また、酸化防止剤は自然由来の成分を使用しています。
4種類の乳酸菌を配合し、また食物繊維が豊富で消化吸収をサポート。グルコサミンとコンドロイチンで関節の健康を維持出来ます。
乳酸菌が含まれていることや下部尿路や関節といった気になる点をサポートしてくれる点を踏まえ4番目におすすめします。
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ペットキュリアンのNOW FRESH シニアキャット&ウェイトマネジメント
NOW FRESHは名前の通り鮮度にこだわったフードで、新鮮で美味しく、またグレインフリーのためアレルギーの心配も回避できます。
タンパク質30%以上、脂質14%以上、カロリーは357kcal/100gとなっています。
鶏よりも低脂肪高タンパク質な素材で知られるターキーをメインに使用しています。
タウリンやβ-カロテンなど、高齢の猫に嬉しい栄養が含まれるフードです。
自然由来の酸化防止剤であるものを除き、添加物は使用していません。
また、若い時ほど噛む力がなくなってきたことに配慮して小粒のフードを採用しているのも大きいですね。
栄養だけではなく、猫が食べやすいように設計されたフードであることなどを踏まえ5番目におすすめします。
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ニュートロのワイルドレシピ エイジングケア
チキンが中心となった、穀物フリーのフードです。小麦や米などは使わず、消化の良いポテトなどを使用することで消化吸収を手助けします。
タンパク質42%以上、脂質18%以上、カロリーは380kcal/100gとなっています。
亜麻仁などに含まれる抗酸化成分でシニアの猫の免疫力を支えます。また、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸も含まれ、被毛の健康などをサポートします。
非常に高タンパク質であることやポテトなどを使用していることなどの点を踏まえ、6番目におすすめします。
コスパの良い中価格帯のキャットフード
原材料が良質なキャットフードはどうしても値段が高くなってしまいます。
これは人間の食事と同じで、良い素材を使って安心なキャットフードを作る以上は仕方のないことです。
ただ、家計のことも考えて少しでも低価格なフードを選びたいという飼い主さんもいると思います。
そこで、2000円以下で購入できるキャットフードの中でおすすめできるものを2種類ピックアップしました。
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ピュリナワン 室内飼い猫用 インドアキャット 11歳以上 ターキー&チキン
ヘルシーで良質なタンパク質の摂れるターキーがメインのフードです。
タンパク質42%以上、脂質14%以上、カロリーは355kcal/100gとなっています。
腸内環境を整えるオリゴ糖と食物繊維が多く含まれ、またビタミンをバランスよく配合することで抵抗力を維持します。
マグネシウムを約0.1%に調整し下部尿路にも配慮されているのも嬉しいです。
袋が小分けにされているので新鮮な状態ものをあげることが出来ます。
コストパフォーマンスが高いので継続して購入しやすいことも魅力の一つですね。
ねこDKという雑誌の『辛口キャットフードランキング』のシニア猫用部門で1位に輝いているコスパの良いキャットフードです。
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アイムスのシニア猫 11歳以上用 毎日の健康サポート チキン
チキンを中心としたフードです。
タンパク質30%以上、脂質18%以上、カロリーは390kcal/100gとなっています。
ビタミンCやE、タウリンで抗酸化作用のある成分を配合し、ミネラルバランスに気を配り下部尿路の健康を維持できます。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がバランスよく含まれ、被毛にも配慮されています。
袋が小分けになっているのも嬉しいですね。
トウモロコシなども使われているフードですが、高タンパク高脂肪な点などを踏まえ中価格帯フードの2番目におすすめします。
シニア猫におすすめのキャットフードまとめ
シニア猫におすすめのキャットフードの特徴は理解してもらえましたか?
今回はこれらのことを踏まえた上でキャットフードランキングを作りました。
とは言っても、猫一匹一匹の体質があるので、一概に『このキャットフードが絶対にベスト!』ということはできません。
評判や口コミが悪くても、それが自分の家の猫ちゃんに合っているということも良くあります。
なので、今回のランキングを参考にしながら、猫ちゃんに合ったキャットフードを探してみてください。
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