グレインフリーのプレミアムキャットフードの中でも有名な「カナガン」。
うちの飼い猫「すめし」のフードもカナガンに変えてみました。
果たしてカナガンの食いつきはどうなのか?
今回はカナガンを与えた感想をレビューしていきます。
カナガン(キャットフード)の特徴
カナガンはイギリスで製造されているプレミアムキャットフード。
何がプレミアムなのかというと、穀物を一切使わずに、新鮮な鶏肉を70%も使用して作られているということです。
本来、猫は肉食動物なので穀物を食べることはありません。
そのため、体の構造的に穀物を消化するのが苦手だと言われています。
それなのに、安いキャットフードは「かさ増し」のためにトウモロコシや小麦などをバンバン使っています。
これに対して、新鮮な鶏肉を70%使用して、猫本来の食事に近づけたキャットフードがカナガン。
カナガンは穀物を使わないグレインフリーのキャットフードとしても有名です。
また、カナガンの特徴はタンパク質が豊富で低カロリーということ。
食いつきも良いので、「愛猫に少しでも質の高いキャットフードをあげたい」とう飼い主さんに人気があります。

カナガンの解説は下記の記事でしています。
カナガンを試してみようと思った理由
カナガンは株式会社レティシアンという会社が輸入販売しているキャットフードなのですが、ウチはカナガンをモデルに作られた、モグニャンという同じ会社のキャットフードを含め、いくつかのフードをローテーションであげていました。

そんな時に発見したのが「ネコDK」という雑誌のキャットフードランキング。
雑誌の企画の中でプレミアムペットフード徹底比較という特集があったのですが、このランキングの中でモグニャンを抜いて1位に輝いていたのがカナガンでした。

このランキングは獣医師さんとペット栄養管理士さんが、キャットフードの質を検証したもの。
カナガンはプレミアムフードの中で品質が1位。
そして、猫カフェの16匹の猫の食いつきでは2位になり、総合ランキングでも1位に輝いています。
モグニャンが2位だったので、「それ以上のキャットフードとはどんなものか?」と、この機会にカナガンも試してみることにしました。

キャットフードランキングは下記の記事に詳しくまとめています。
カナガンを与えた感想をレビュー
そしてカナガンが到着。
カナガンを食べている様子は動画にもまとめたので、リアルな様子が知りたい方は下記の動画を参考にしてください。
かすかな匂いを感じているのか、すめしは何かを感じ取ってカナガンの周りをウロウロしています。
袋を開ける前から興味津々です。
そして袋を開けた瞬間、さらにグイグイ突進してきました。
私の制止もかまわず、袋の中に顔や手を突っ込んできます!
カナガンの香りは、すめしにはかなり刺さっている様子。
普段はあまり食べ物に強い興味を持たないネコなので、ここまでグイグイくることは珍しく、嬉しい想定外でした! まさに「猫まっしぐら」って感じです。

これは、食いつきにも期待ができる
カナガンの食いつきはこんな感じ
キャットフードを切り替える時は「食いつき」が一番気になるところ。
猫は好き嫌いが激しい動物なので、いくら高級なキャットフードだとしても、気に入らなければ食べてくれません。
ただ、カナガンの場合はその心配は不要でした。
期待どおり、餌皿に入れた瞬間から夢中で食べてくれました。
初めてのフードなのに、警戒するそぶりも全くなし。
今までの粒と形状がだいぶ違うので、食べにくいかな?と心配していましたが問題はないようです。
うちの猫にしては食べるペースもなかなかハイペース。
興奮気味にフガフガと鼻を鳴らし、カリっカリっと音を立てながら美味しそうに食べていました。
食感が良いようで、しっかり咀嚼していたので丸呑みの心配もありません。

本来、キャットフードは今までのキャットフードに少しずつ新しいフードを混ぜていき、1週間~2週間くらいかけて切り替えをします。
今回はあまりの食いつきに、カナガンだけ与えてしまいましたが、皆さんは徐々に慣らしていくようにしてください。
そして、食べ終わった後は、随分長い毛づくろいタイム。
うちの猫は普段はあまり食後の毛づくろいをしません。
ただ、おやつ(チュール)などの特別な食べ物や、気に入ったフードを食べた時に、毛づくろいを入念にする傾向があります。
なので、カナガンは相当気に入ったみたいです(嬉)
飼い主さんのカナガンに対する口コミを集めてみた
では、他の飼い主さんの口コミや評判はどうなのでしょうか?
Twitter上にある口コミを集めてみました。
正直、猫は好き嫌いが激しい動物なので、「食べなかった」という声もありました。
ただ、逆に「カナガンだけ食べた!」という声もあるので、やはり猫による好みの部分が大きいようです。
最初に紹介した「ネコDK」という雑誌で、獣医さんとペット栄養管理士さんが「カナガンは質が高い」と評価しているので、品質や栄養面では心配はありません。
なので、後は猫ちゃんが気に入ってくれるかだけですね。
色々あげてもご飯あまり食べなかったんだけど、カナガンに変えたらすっごい食べるようになった😍
グルメだわぁ🤣#保護猫 #カナガン #キャットフード pic.twitter.com/QhtjX0HKka— BalloonTrip朝倉香 (@candytripkaori) March 18, 2020
#カナガン #猫餌
うちのニャンズにもなるべく添加物が少なく残留農薬がない安全な餌を
お試しでカナガン買ってみた。
食い付きは良い。
あとは合うかどうか、吐かないか、ダメならまた他のを試す
猫の餌の切り替えは本当に難しいのだ… pic.twitter.com/nAmUr5o2LP— VERT (@vertcouron) December 4, 2019
カナガン
かつおぶし
この組み合わせは無敵#猫#ロシアンブルー#カナガン#鰹節#グレインフリー pic.twitter.com/BQC7Zb4MYn
— CaTomoTalk (@necolfer) April 13, 2020
カナガン
かつおぶし
この組み合わせは無敵#猫#ロシアンブルー#カナガン#鰹節#グレインフリー pic.twitter.com/BQC7Zb4MYn
— CaTomoTalk (@necolfer) April 13, 2020
ザナベレ→モグニャン→カナガンで落ちついた。猫飯やっと確定した。
破産した。— Sj_palmus (@sjim0120) January 9, 2020
ちなみに今まではカナガン、ロイカナのアロマエクシジェントととっかえひっかえでしたが、カナガン→💩がくさくなりすぎる、アロマ→グレインフリーではない、という視点から、今はワイルドレシピにしています。猫缶もとっかえひっかえですが、まぁなんでも食べるので助かります。
— もこもこ(西村晴子)&サビ猫チャコとポンポン (@moko_a_moko) August 24, 2019
カナガンを食べた後の体調やうんちの様子
すめしは基本的には毎日、形状・量ともに健康的なうんちをします。
カナガンを食べ始めて初日、体調やうんちに特に変化はありません。
下痢や便秘などの問題も全くありませんでした。
うんちがいつもより臭う、ということもありません。
1日以降も全く変化はなかったので、すめしの体にはカナガンは合っていたようです。
毛艶が良くなるという口コミも多いので期待していますが、まだ食べ始めたばかりでは効果はわかりません。
1か月後の変化は、また改めてアップするので、楽しみにしててください。

1ヶ月くらい食べた後くらいに、もっとツヤツヤな毛並みになればいいな!
実際に与えて気がついたことQ&A方式で回答
ここからは、私がカナガンを試す前に心配していたこと、そしてカナガンを与えて分かったことをQ&A方式でお伝えしたいと思います。
おそらく同じ疑問を持っている人が多いと思うので参考にしてください。
カナガンのにおいってどんな感じ?
カナガンを試してみる前に、「人口香料を加えていないので香りが弱い」という口コミがあったのですが、むしろ香りは強めに感じます。
変な香りではなく、お肉らしい美味しそうな香りです。
猫は嗅覚によって食欲を刺激するので、この香りを好きか嫌いか、というのは猫にとって大きなポイントになるでしょうね。
うちのすめしは最初から袋に食いついていたくらいなので、カナガンの香りは好みのようです。
カナガンの粒の大きさはどれくらい?
粒の大きさは結構大きいな!という印象。
サイズは10〜12mm程度。
丸くて平べったい、おはじきのような形をしています。
今まで見たフードの中で、粒は一番大きいかも!
モグニャンや昔食べさせていたフードはもう一回りくらい粒が小さかったので、ちゃんと上手に食べれるかな?と少し心配でした。
でも、うちの猫はカリカリっと小気味好い音を立てながら美味しそうに食べています。
今までより咀嚼音が大きく感じるのですが、丸呑みせすにしっかり噛んで食べているということなので安心です。
ただ、猫はもともと食べ物をかみ砕くための歯(人間でいう奥歯)が進化していないので、実はフードを丸のみしてもあまり心配はありません。
ペットフード販売士の資格を取る際に講師だった獣医さんが言っていたのですが、小粒のキャットフードは一見猫が食べやすいように見えるけど、猫にとってはそれほど関係ないとのことでした。
うちの猫はしっかりとかんで食べていますが、粒が大きいから食べにくいということはないそうなので、あまり心配しなくても大丈夫です。
給仕量はどれくらい?
カナガンを与える量の目安は、パッケージに記載してあります。
すめしは3.3kgなので、1日の目安は35g-45g。 だいたいこのくらいです。
これを1日2~3回に分けて与えています。
ただ、これはあくまで目安なので、太り気味な猫ちゃんなら10%減らし、痩せ気味の猫ちゃんなら10%増やすなどの工夫をしてみてください。
カナガンの保管は?保存に最適なジッパーはついてる?
カナガンの内容量は1.5kg。
猫1匹につき、約1ヶ月間の量です。
そうなってくると気になるのは、フードの保管状況ですよね。
海外のキャットフードはジッパーがついてないものがあるので、「カナガンはどうなのかな?」と少し不安でした。
ただ、カナガンの袋には、簡単にピチっと閉まるジッパーが付いています。
袋自体もしっかりした素材なので、このジッパーをきちんと閉めることでフードの新鮮さは保てそうです。
たまに、ふにゃふにゃと締まりの悪いジッパーがあるじゃないですか?
カナガンのジッパーはそのストレスはありません。
なるべく袋の中を真空にしてジッパーを閉め、冷暗所に保管しておけば問題なさそうです。
カナガンを試した感想まとめ
今まで、プレミアムフードや安価なフードも与えてきましたが、安価なフードはうんちが臭くなったり、ゆるくなったりすることがありました。
ただ、カナガンは喜んで食べてくれていて体調の変化もないので、うちの猫との相性は良さそうです。
もともと、獣医師さんとペット栄養管理士さんが「プレミアムフードの中で一番質が良い!(ねこDK参照)」と評価しているフードなので、品質の質の高さは間違いないと考えていました。

そうなると、後はすめしが気に入ってくれるかどうかだけ・・・。
唯一の懸念点が「食いつき」だったのですが、喜んで食べてくれているので、私としてはホッとしたというか嬉しい限りです。
カナガンは獣医師さんやペット栄養管理士さんが高評価しているグレインフリーのキャットフードなので、気になっているのであればぜひ試してみてください。
フードを嬉しそうに食べている愛猫の顔を見るのは、何よりも幸せな時間ですよ。

キャットフードランキングは下記の記事に詳しくまとめています。